FT 5000スマートトランシーバ

高速化・小型化・高コスト効果。

FT 5000スマートトランシーバ

FT 5000スマートトランシーバは、スマートネットワーク用にエシェロン社がお届けする次世代チップで、 また、LonWorks® 2.0プラットフォームの主要製品でもあります。このプラットフォームは、開発コストとノードコストを低減しながら、LonWorks® 2.0に対応したデバイスのパワーと能力を大幅に引き上げる設計を持つ次世代のLonWorks製品です。

FT 5000スマートトランシーバは、フリートポロジーなツイストペア線用のスマートトランシーバを備えた高性能のNeuron® コアを搭載。低コストの新型FT-X3通信用トランスと低価格のシリアルメモリを外部に接続するコンポーネントに持つFT 5000スマートトランシーバは、前世代のLonWorks FT-10ソリューションよりも高速で、コスト効果の高い設計を可能にします。

FT 5000対応のデバイスは、既存のLonWorksと完全な互換性を有しています。

主な機能

FT 5000 スマートトランシーバチップのブロック図

FT 5000スマートトランシーバチップ

  • 動作電圧3.3V
  • 最大80MHzまでの内蔵システムクロック。前世代との比較で最大16倍の効果増大
  • ノードコストを50%カット
  • 廉価の外付けEEPROMとフラッシュ不揮発性メモリデバイス用シリアルインターフェース
  • 最大254までのネットワーク変数(NV)に対応
  • ユーザによるプログラムが可能な割込みによって、内部イベントへの応答時間を短縮
  • 7mm x 7mm 48ピンのQFNパッケージ
  • 極性のないフリートポロジーのスター、デイジーチェーン、バス、ループ、または混合トポロジーに対応
  • 現行のFT-3120/3150スマートトランシーバまたはFTT-10Aフリートポロジートランシーバを使用するFT-10チャネルとの互換性
  • 35のプログラム可能な標準I/Oモードを持つ12本のI/Oピン
  • 最大42KBのアプリケーションコードに対応
  • 64KB RAM(44KBはアプリケーションコードとデータ用)および16KB ROMのオンチップメモリ
  • ネットワークインストールと管理用として各デバイスに独自の48ビットNeuron IDを割り当て
  • 磁性や高周波数のコモンモードノイズをシャットアウト
  • 世界の通信標準に準拠
    • ISO/IEC 14,908.1および 14,908.2
    • ANSI 709.1およびANSI 709.3
  • どのようなホストプロセッサとでも簡単にインタフェース
  • 動作温度範囲-40°C ~ +85°C

利点

FT 5000 スマートトランシーバICピン構成

前世代のチップよりも高速、小型化、高コスト効果。 FT 5000スマートトランシーバは、この一言で表現できます。今日、多くのメーカーがLonWorksネットワークを様々なデバイスに接続し、より堅牢で柔軟性の高いLonWorksデバイスを作り、低価格で消費者に提供しています。

高速

  • 最大80MHzまでの内蔵システムクロック
  • 最大254までのNVに対応
  • 64KBのRAM(44KB がユーザアクセス可能)と16KBのROM

小型化

  • 7mm x 7mmのQFNパッケージ。前世代のチップより大幅小型化
  • 小型化された外付けシリアルメモリパーツを使用

コスト効果増大

  • ノードコストを50%カット(FT 5000スマートトランシーバ、メモリ、別売のFT-X3通信用トランスを含む)
  • 外付け不揮発性メモリ用の廉価なシリアルメモリデバイス
  • LNS FXおよびLonMaker FXネットワーク管理ツールが、FT 5000チップを含むデバイスを使用する時のクレジットが不要になります。これにより、LonWorksネットワークのコスト効果がさらに高まり、インストールもより簡素化されます。

どのようなホストプロセッサとでも簡単にインタフェ−ス

FT 5000スマートトランシーバは、ShortStackマイクロサーバファームウェアを介して、他のプロセッサとのインタフェースを簡単に実現します。このファームウェアを利用すると、ホストマイクロコントローラを備えたOEM製品が、インターネット経由のアクセスが可能なデバイスに変わります。しかも、わずかなコストで達成できます。

さらに柔軟性とコスト効果が高まった開発リソース

ミニFX評価キットおよびNodeBuilder FX開発ツールは、FT 5000スマートトランシーバを使用するLonWorksデバイスの開発を可能にします。ミニFX評価キットは、技術の評価と、小規模なのLonWorksデバイスの開発を行います。NodeBuilder FX開発ツールは、複雑なデバイス開発を可能にします。これらのツールは同じハードウェアを実行環境として含んでいるため、評価キットから開発ツールへアップグレードする時のためにハードウエアを含まない分だけ安価な開発ツールをご用意しました。

エンドツーエンドのソリューション

一般的なFT 5000対応のデバイス(下図参照)には、電源、水晶、コントロールされるデバイスへのI/Oインターフェイスが必要です。

通常のLonWorks対応デバイスのブロック図

通常のLonWorks対応デバイスのブロック図

エシェロン社では、FT 5000スマートトランシーバに対応した、堅牢かつコスト効果の高い製品の設計と実装を実現するのに必要なコンポーネントをすべて取り揃えています。それらのコンポーネントには次のようなものがあります。

  • 開発ツール、ネットワークインターフェース、ルータ、ネットワーク管理ツールの総合セット。
  • LonSupport™技術アシスタンスプログラム。生産前のハードウエア回路設計のレビューサービス、トレーニング、世界規模のテクニカルサポート(オンサイトサポートを含む)を有償で提供します。

アプリケーション

LonWorksネットワークは、ビルディング、産業、交通機関、住宅、ユーティリティ、その他の自動化アプリケーションの選択肢としてNo.1を誇ります。また、様々なメディア(通信媒体)のトランシーバにも対応します。

電力線チャネルが必要なアプリケーションには、エシェロン社の電力線スマートトランシーバをご利用ください。

ツイストペア線以外のチャネルが必要なアプリケーションでは、その他のメディアのチャネル用に設計された様々なトランシーバに接続できるエシェロン社のNeuron 5000プロセッサをご利用ください。

詳細情報については、エシェロン社の営業部担当者までお問い合わせください。

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